はじめに
先日開催された「SAC2026(α)リージョン ベスト8進出トーナメント」。
熱い試合の連続でしたが、いち一般プレイヤーとして気になるのはやはり
「今の環境で、トッププレイヤーたちがガチるならどのキャラが強いのか?」という点ではないでしょうか。
そこで、配信に映った45試合を集計してみました。
ただ、試合数だけで数えると、2-1までもつれたマッチのほうが試合数が多いぶん、そこで使われたキャラばかりが強く評価されてしまいます。
そこで今回は、マッチごとに「プレイヤーのデッキに入っていたら1票」とカウントすることにしました。マッチの途中でデッキを入れ替えた場合は、入っていた試合の割合で票を分けています(3試合中2試合なら0.67票)。
採用率に加えて、BAN率・出場率・勝率もあわせて掲載します。
【SAC2026】αリージョンの採用率
大会統計データを読み込み中…
所感
環境キャラ
まちがいなくセラフィム・イーザーでしょう。 どちらも6割近いデッキに入っています。
| 採用率 | BAN率 | 勝率 | 採用した人数 | |
|---|---|---|---|---|
| セラフィム | 59.0% | 19.4% | 61.9%(13勝8敗) | 20人・13チーム |
| イーザー | 57.2% | 51.5% | 42.9%(3勝4敗) | 19人・13チーム |
セラフィムは、10人が使って13勝8敗です。
イーザーは、デッキに入れた103回のうち53回がBANされました。しかし、BANされずに残った50回でも、実際に使われたのは7回だけです。
3番手はヴォイドセーバー。採用率は32.4%で、βの11.3%から大きく増えました。出場20回はセラフィムに次ぐ多さですが、勝率は9勝11敗と負け越しています。見る機会は多いが、勝ち切れてはいない印象です。
勝率で目立つのはシモーナです。5人が使って10勝3敗で、特定の1人だけで勝ったのではない形です。
職人ラジエル
ラジエルをデッキに入れていたのは、大会全体でluluさんただ1人。全8ゲームでデッキに入れていましたが、そのうち5ゲームでBANされました。少ない採用率(4.2%)のわりに、しっかり警戒されていたことになります。
| 試合 | 相手 | ラジエル | 結果 |
|---|---|---|---|
| 第1試合 | 起舞弄清影 | 2ゲームともBAN | 0-2で負け |
| 第8試合 | 嚼口香糖 | 3ゲームともBAN | 2-1で勝ち |
| 第15試合 | 星导学院优等生 | BANされず | 2-1で勝ち |
見せ場は、ベスト8進出がかかった第15試合です。1ゲーム目を落としたあとの2・3ゲーム目で、ついにラジエルを出します。結果はどちらも勝利で、キル/デスは2ゲームとも3/1。最後の3ゲーム目はMVPも獲得しました。
決勝でのluluラジエルの活躍に注目したいところです。
毎回デッキに入れていたのに、毎回BANされて使えなかったキャラ
大会を通して、出たすべての試合でデッキに入れていたのに、すべての試合でBANされたものです。
| プレイヤー(チーム) | キャラ | 試合数 |
|---|---|---|
| 苍天之剑(移动端的荣耀) | イーザー | 6試合すべてBAN |
| 凉笑(係早晨) | イーザー | 5試合すべてBAN |
| 亞二(係早晨) | イーザー | 5試合すべてBAN |
| 扫帚可乐饼(烧烤型叽里咕噜) | イーザー | 5試合すべてBAN |
| 软脚甜喵(浪漫世界) | イーザー | 4試合すべてBAN |
5人すべてがイーザーでした。βでは影やノーラもいましたが、αはイーザー1体に集中しています。
いちばん目立つのはチーム係早晨です。2人ともイーザーをデッキに入れていましたが、5試合とも2人そろってBANされました。それでもチームは4勝1敗で決勝進出。
データの見方と補足
今回の統計では、以下の補正を行っています。
1. 試合数による偏りの排除(重み付け集計)
2-0で終わったマッチと、2-1までもつれたマッチでは、後者の方がデータ上の出現回数が多くなってしまい、強く評価されてしまいます。前者と後者を平等に扱うため、以下の計算を採用しました。
- 一貫して採用: マッチ内の全ゲームでデッキに入っていた場合、そのマッチを「1票」とカウント。
- 部分的な採用: 3試合中2試合だけ採用された場合は「0.67票」としてカウント。
これにより、「もつれた試合で多く使われただけのキャラ」ではなく、「そのマッチの勝利戦略にどれだけ貢献していたか」を正確に算出しています。
2. 各項目の意味
勝率: 実際に出場したゲームでの勝利割合です。「採用率は低いが勝率は高い」というキャラは、特殊なキャラゆえに特殊な練度が要る、職人キャラであると言えます。
※2026βトーナメントクロノチンニ・2025決勝の黒たんデュカリオン
採用率: 全プレイヤーのデッキ枠のうち、平均して何%をそのキャラが占めていたかを示します。この数値が高いほど、大会のメタ(流行)の中心にいるキャラと言えます。
BAN率(採用時): デッキに含まれていた際、相手プレイヤーBANされた割合です。この数値が高いキャラは、対策が困難な警戒キャラであることを意味します。セラフィムなど、多くのデッキに含まれている場合、BANしきれないために、BAN率が高くならないこともあるのでBAN率がイコール再警戒キャラ、とも言えませんのでご注意を。
【SAC2026αリージョン】各プレイヤーのデッキ
デッキデータを読み込み中…
【SAC2026αリージョン】動画
前半・後半に分かれているようです。

